外資系企業の求人を検索する際には英語の職務記述書Job Description (通称JD)を見ることになる。
今回は、Job Description に記載されている項目や、頻出単語の意味を解説していきたい。
Job Descriptionの主な項目
通常は、以下の項目が書いてあるところが多い。企業や代理でポジションを募集しているエージェントなどによってまちまちであるが、ここらへんを抑えておけば良いだろう。
- Job Title – ポジション名
- Location – 勤務地
- Salary- 給料
- Company – 企業についての説明。通常は企業名は隠されているが、オープンに募集しているところもある。
- Responsibilities- 職務内容
- Requirements – 求められるスキル
- Contact Information – リクルーターやエージェントの担当者の連絡先
では、以下に実際のIT系のエンジニアを例に挙げて、Job Descriptionがどのようになっているか見てみよう。
実際のJob Description
Job Title:
C/C++/Java Developer
Location:
Tokyo
Salary:
10 – 13M (Negotiable)
Reference number:
A156454322
Company:
A leading global financial firm
Responsibilities:
You will be responsible for full development lifecycle including requirements gathering, designing, development, validating and supporting of these business critical applications.
Communication with global technologist team to develop applications on C/C++/Java and also web applications.
Requirements:
- 3 years + hands-on programming experience
- Code development skills: C++ / C / Java, STL, UNIX / Linux
- Familiarity with TCP/IP, Python, Perl, CSS and XML
- Strong communication skills
- Self-starter
- Knowledge of Financial markets is a plus
ハイライト部分はよくJob Description上で頻繁に見かける言葉なので、説明しておこう。
10 – 13M – M はMillionの略なので、サラリーレンジは、¥10,000,000 から ¥13,000,000 ということになる。
Negotiable– 交渉可能の意。表記されている以上のサラリーでも交渉や候補者の経験次第で待遇を上げてもらえる可能性がある。Competitive salaryと記載されているケースもよく見かけるが、これは、業界水準より高い、とか、競合よりも出す、ということだと思って良い。
Familiarity with – あるいは、Familiar with は○○の理解がある。○○というアプリケーションを使用できる、とか、○○に精通している、の意。
is a plus – あれば、尚可。優遇される、の意。
以上が実際のJob Descriptionだ。掲載先によってまちまちだが、大抵は上述したことが分かっていれば問題ない。
不明な点があれば、担当者に聞いてみてあらかじめクリアにしておこう。
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