憧れの外資系企業の面接で失敗してしまうのはなぜか?|外資系虎の巻ー外資系企業転職の心得ー

外資系面接で失敗する理由

面接での最大の失敗とは何か?

そもそも面接で失敗するというのは何が原因なのだろうか。その答えは準備不足である。

準備不足は、致命的だ。マインド面に影響してくるため、面接当日とても弱気になってしまうのだ。転職活動は準備が全てだと言っても過言ではない。

準備を怠ると、大きく分けると二つのことが当日起こってしまう。




あがってしまう

面接であがってしまうのは、非常にもったいないことだ。まず、自分自身が何を言っているか分からない状態になるため、本来の実力を発揮できないばかりか、面接官はその人の本当の姿がまったく分からない。これは本当にもったいない。

場慣れしていない場合は、エージェントを使ってみるとその場でシミュレーションなどを行ってくれるので、ぜひ実地感覚でやってみると良い。

また、一人でも実際に本番を想定して声に出してやってみることでずいぶんと違う。自分の声がどのように聞こえるか、ということを自分自身が認識していることは、非常に大事なことだ。

「自分の声がこんなに弱々しい声だったとは・・・」と当日知るほど自信を消失することはない。

また、エージェントによっては、初回の面接前に、面接対策として1時間以上シミュレーションに時間を割いてくれることもあるので、登録してみて損はないだろう。

 

面接官に何を聞かれているか分からない

何を聞かれているのか質問の意図が分からないというのは、想定している質問のパターンが少ないということに起因する。

基本的には、面接で聞かれることは3つしかない

1.あなたに何ができるか(スキル面) 

2.あなたは今後何がしたいか(モチベーション) 

3.あなたの人柄(カルチャーフィット)

である。つまり、どのような質問であってもこれらの3つが、面接官の聞いてくる内容には隠されているのだ。

特に、キャリア採用が圧倒的に多い外資系の採用現場では、1.のあなたに何ができるかということを、数字を交えた事例で徹底的に聞いてくる企業も多い。まずは1.を徹底的に考え抜こう。これまでのキャリアパスを考えていると意外と自分が達成したことは多くあるはずだ。思い出していくたびに自分の自信をもてるようになるだろう。

1.の延長線上に2.はあるはずなので、1.を考えたら、2.の答えはすでに分かっているはずだ。「だから、それができるこの企業に行きたい。」という風になる。

2.ではあなたが応募している企業で何をしたいかということを見られるので、このマッチングが悪いと、望む仕事がないからといってお断りされることもある。できる限りJob Description(通常JD)と呼ばれる募集ポジション要項に細かく目を通しておこう。3.は1.や2.をヒアリングする中で全体的に見られていることである。どのようなカルチャーなのか、口コミサイトで企業研究をしたうえで、振舞い方を決めておこう。

準備不足を防ぐためには、この3つを事例を交えて徹底的に考え抜き、準備をしておくことだ。それこそが、あなたの弱腰になってしまうメンタル面を補う最強の手段となる。




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