転職の際に給料を上げる3つの確実な方法|外資系虎の巻ー外資系企業転職や就活、求人探しの心得ー

給料アップの方法

 

転職は人それぞれ色んなきっかけや動機があるが、ほとんどの人がより良い条件で新しい企業に入りたいと思うものだ。

今回は、転職で今の条件より良い条件にする方法を紹介していこうと思う。

 

1.業界を変える

業界によって、給料に差はかなりある。もしあなたが業界問わずバックオフィス系の普遍的な仕事に従事していて、業界にこだわりがないのであれば、他業界への転職で待遇が良くなることは十分に考えられる。

例えば、想像できると思うが小売業界でHR(人事)関係の職務をやっているのと金融業界で同じHRをやっているのでは、サラリーは違うだろう。

金融と行かなくとも、景気の良いグローバルIT企業などのバックオフィス業務は、他業界と比較するとより給与待遇は良い傾向だ。

バックオフィスと限らずとも、セールスであれば、B to BのほうがB to C向けのプロダクトやサービスを売っている企業よりも平均的に給与は高い、等々職種によってもあなたが一番好条件で取引される場所があるはずだ。(しかしながら、セールスの場合、B to BとB to Cの適正が若干違うのでそこは少し慎重になったほうが良い。)

また、公表されている財務レポートの利益を従業員の頭数で割ってみると、その会社の一人当たりの利益が分かるので、比べてみるとおもしろい。

また、少し業界と言うことから話はそれるが、グローバル展開規模のスケールがより大きい規模の会社も比較的給与は高い。ある大手外資系のヘッドハンターから聞いた話だと日本マクドナルドは世間を賑わせた昨今の不祥事にも関わらず非常に安定しているという。なぜかと言うと、グローバルで見たときの圧倒的な売上高と利益があるため、日本が少し不祥事で売り上げが落ちたとしてもそれは挽回できるのだ。当然、社員たちも安定したポジションで長く努めている人が多く、10年20年選手も多くいるようだ。




2.競合や関連企業に行く

想像しやすいと思うが、同じ業界のコンペティターで働いていた人は、その企業にとって即戦力になるため声がかかることが多い。

ヘッドハンターの中には、競合のどのようなポジションの人というかなり具体的な指名を受けて動いている案件もあるくらいだから、あなたがピンポイントのニーズにマッチしたらそれはチャンスだろう。かなり良いオファーを出してくることは容易に考えられる。

また、競合だけでなく、関連企業から声がかかるというケースも待遇アップのチャンスである。例えば、半導体などの部品製造メーカーの人が部品商社へ転職するというケースなどがそれである。立場は変われど、即戦力になるからだ。B to Bの営業マンはこれまで築き上げた顧客リストが高評価されることも珍しくないだろう。

自分のスキルへのニーズがありそうな企業が周りの関連企業にないか情報を集めてみよう。

 

3.オファーをできるだけ多くもらう

企業によっては、今のベースサラリーの10%アップを提示するという決まりがあるところもある。しかし、それは、あなたが既に複数のオファーをもらっていてそれ以上のサラリーの提示を受けていたら状況は変わってくる。あなたが必要な人材であれば、さらにそれ以上の条件を提示してくるはずだ。また、私が実際の現場でも感覚として、オファーが出ている人は採用現場の人にはより魅力的に移るらしい。これは、人間の心理的に理にかなっている。車や家のセールスマンが、「他のお客様から注文が入りそうです。」という決まり文句に似ている。

これこそが、あなたというマーケットでの価値を最大限に高める市場原理である。

 

あなたの市場価値を最大限高めるために

上述した方法は、転職の際により良い条件を求めて実際に行われている有効な手法である。

あなたはマーケットで売られている商品だ。品薄の状態のところへ行けば、高額で取引されるし、モノがあまっている場所では、なんら価値はない。

また、それとは逆に、あなた自身が人気商品となることで、お客さんが自ら買いに来てくれることもある。

このように、自分自身の”バリュー”を意識して、キャリア開発や転職をしよう。




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