自分自身のブランディングをする方法|外資系虎の巻ー外資系企業転職の心得ー

Branding

「群集心理」という本を読んでいた。

著者によると、人間は、「権威」に弱いと書いてあり、権威によって人を同調させたり、服従させることができるといったいわば大衆心理についての考察が書かれている本だ。

自分を権威付ける、あるいは自分をブランド化していくという考え方は、就職、転職活動をする際にも、この考え方はとても重要なので共有しておきたい。

権威とは:

 

権威

権威(けんい、英語: Authority)とは、自発的に同意・服従を促すような能力や関係のこと。威嚇や武力によって強制的に同意・服従させる能力・関係である権力とは区別される。代名詞的に、特定の分野などに精通して専門的な知識を有する人などをこのように称することもある。Wikipediaより抜粋

 

「群集心理」によると権威には2種類ある、と定義されていた。

 

1.後天的に身に着けた権威

-肩書き、受賞暦、学歴など

 

2.先天的権威

-外見や人間的魅力




転職市場で自分を権威付ける方法

では、転職プロセスにおいて、自分自身をどのように権威付けると良いか考えてみたい。

まず、1.の後天的権威は、自分がどのような学歴で、肩書きがあり、どのような受賞暦があるかということを自身の職務経歴書に記載することである。

特に、受賞暦というのは、客観的にあなたが何かに優れていたから受賞したという客観的事実であるから、それが社内の受賞暦であろうが、社外的に表彰されたことであろうがすべて記載するべきだ。あなたが「他の第三者に認められましたよ」という証明になるからだ。

採用担当者が、何も知らない候補者の情報を見るときに、まず何を見るだろうか?

少し話は脱線するが、私は本を選ぶときに著者の経歴を見る。その人の肩書きや実績などを見て、その本が本当に買うに値する本なんかという見極めをする。

そういう意味で、一番目立つ場所に肩書きや受賞暦があるべきなのだ。

2.の先天的な権威についてはどうだろうか?簡単にいうと外見や人間的魅力である。フランスの革命期に君臨した軍人ナポレオン・ボナパルトはとても魅力的な人間で、一目見た人が屈服してしまうくらいに人間的魅力を放っていたらしい。しかし、これはすべての転職者に共通するわけではない。

では、一般的な求職者が自分自身の外見や人間的魅力を何で差別化するかというとそれは、服装である。

服装は、やはりプロフェッショナルな服装に越したことはない。カジュアルやビジネスカジュアルでOKという企業も多く存在するが、カチッとアイロンがかかったワイシャツにスーツ姿のプロフェッショナルな装いが与える印象はジーンズで行くよりもその人の格を上げることはいうまでもない。

 

自分自身をブランディングする

結局のところ、自分自身をブランディングすることの一貫である。

職務経歴書は、あなたがどこどこ出身の○○のスペシャリストである。その裏づけとして、これまでにAという受賞暦や実績がある。ということを宣言する行為だ。

そして、実際にあってみたら、人物として、やはり想像どおりのプロフェッショナルな人だった、と思ってもらうのが理想的である。

服装や身なりに関しては、議論の余地はあるかもしれないが、「~しておくに越したことはない」という発想でプロフェッショナルな装いを心がけよう。




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